ふれあい夏まつりで出店しました
今年も「地域ふれあい夏まつり」に多数の方にご来場いただきまして、ありがとうございました。今年は、洛南授産所でも出店しましたので、利用者様から感想を伝えてもらいます。
7月28日夕刻、洛南障害者福祉会館で恒例の「夏まつり」が開催され、参加しました。例年なら夕暮れ時にお客として足をはこぶだけですから気楽なものですが、今年は立場が一変しました。当授産所が会場に出店して焼きとうもろこし販売に挑戦することになり、私は実行委員のひとりとして、とうもろこしを焼く役になったのでした。
こうして本番当日まで、ほぼひと月がかりで一連の準備にたずさわりましたが、これが予想以上に難航。偶然や手違いも重なって、お祭の前々日には急きょ当初計画の2倍、200本のとうもろこし(一部生とうもろこし販売を含む)を売り切らなければならない事態になりました。
正直に告白すると、この数をさばくのは無理ではないかと思い弱気になったというのが実のところです。お祭が開かれている時間帯は真夏の暑い夕方のわずか3時間あまり。おまけに例年しばしば夕立にみまわれることも考え合わせると、いったいそんな短時間にとうもろこしが200本も売れるものだろうか? もしも大量に売れ残ったりしたら、同僚たちにも顔向けできない……。悪い予感が次々に脳裡をよぎります。
しかし当日とうとう夏まつりが始まると、私の予想はまた裏切られました。意外にも客足はのび、買いに来てくれるたくさんの子どもたちの笑顔は輝いています。いつしかとうもろこしは飛ぶような売れ行きになり、その日は蒸し暑い日でしたがさいわい夕立もなく、結局ふたを開けてみると、とうもろこしは完売。
お祭の前のあの重苦しく不安な緊張感は消し飛び、とにもかくにも「終わりよければすべてよし」で、ひとまず胸を撫でおろしました。また、同僚の仲間たちといっしょに一仕事やり終えたいま、よい汗をかいた充実感、達成感とともに、すべては夏のよい思い出に変わりました。
〒601-8321 京都市南区吉祥院西定成町35番地
TEL.(075)671-8439 FAX.(075)661-0894
r-jusan@kyofc.or.jp / r-insatsu@kyofc.or.jp(印刷部門専用)