第1回 出張講演座を終えて!!
授産所の新たな事業となる「出張講演」が「京都中央看護保健大学校様」にて開催されました。
記念すべき1回目の依頼先は授産所に年間を通じて実習に来られる「京都中央看護保健大学校様」の看護保健学科(3年次生)の教室でした。
授産所では生徒さん達が実習に来られた際、時間を設け、今までの経緯や、障がいを持った事によってどの様な人生に変わったのか、その時の気持ちや、今現在に至るまでの生き方、障がいを持っても前向きな人生を歩めている姿を知って頂き、少しでも看護師を目指す勉強のお役に立ちたいという思いから面談をさせて頂いております。
実習に来られる生徒さんは年間通じて数名程度、もっと多くの方に私の想いや前向きな生き方をしてる姿を知って頂きたいという思いで今回の事業を企画させて頂きました。
講演当日はいつもの語り口調で挑めば良いと思い、企画した事が実現出来る喜びが強く、楽しむつもりでしたが、教室に入り、勢いよく語り出したのは最初の数分位…やはり40数名に見つめられる事が緊張に繋がり、台本も準備せずに話す事の難しさを感じました。講演途中からは生徒さん、先生方から質問して頂く機会もあり、少し緊張がほぐれて来た頃に90分の講演は終わりました。
私の想いが伝わったのか、話したい内容が話せたのか、気になりながら数日経過した頃、生徒さんからの感想文を頂きました。私の想いや気持ち、伝えたかった事に対する感想や考え方が細かく記載されており、読んでいるうちに涙が溢れ、私自身も出張講演を行う意味や喜びを頂きました。良い経験をさせて頂きました。
障がいを持って前向きに生きている姿と想いを伝える事で、障がい者に対する考え方や想いが少しでも理解して頂けるなら私はもっともっと今回の様な講演を続けて行きたいと思います。今後、第2回、3回と依頼が続き、もっと素晴らしい講演にしたいと、更なる意欲が湧いているといった第1回目を終えた今の心境です。(利用者談)