出張講演講座開催の報告
7月23日(木)上京区にある京都保健衛生専門学校様よりご依頼を受け講師3名で出張講演を行って参りました。 今回は初めて訪問させて頂く学校で、1年生を対象にした講演を開催させて頂きました。施設紹介の動画を観て頂いたあと、各々自己紹介を行い、生徒さん達約40名が3グループに分かれ、1グループ20分間の講演を行い、時間が経過したら違うグループに入れ替わり、同じく20分間講演をするという今までの講演とは違って、生徒さん達と直接会話ができる講演でした。 以下、今回派遣した講師3名の感想です。
(講師Oの感想) 「事前に質問もあるという事を伺っておりましたので、簡単な原稿だけ準備をしておりました。生徒さん達に囲まれ講演というよりは面談みたいな形で、生徒さん達一人ひとりの表情を見ながら話せたし、20分間の限られた時間内で沢山の事を話すのは難しかったのですが、要点だけは伝わったのかと思います。質問も沢山頂き、生徒さん達皆が一生懸命耳を傾け、メモを取っている姿を見ていると話す側も伝えたいことは解りやすく話す事が大事だと思いました。時間に余裕があれば全員と話す機会があれば良かったなというのが本音です」
(講師Sの感想) 「学生の皆さんの真剣さに感心致しました。 皆さんの質問に正確に返答できていたかが心配です。 皆さんの志の高さに私が逆にパワーを頂きました。 私の体験が皆さんの参考になるのなら少しでも多く話していきたいと思います。」
(講師Mの感想) 「一人一つの質問をしてもらえるように進めましたが、20分という時間内で質問への回答がしっかりできていたか心配です。 学生の皆さんが話したことを真剣にメモを取られていたのを見て、もっと話せるように自分もリハビリを頑張らなければならないとやる気をもらえました。 また、片手で何かを行う体験などもできればよかったと新しい講演のアイデアも思い付き次に活かしていきたいと思います。」
今回はこちらから発信するより質問を受ける側だったという事で、満足のいく回答ができたか?のが講師3名の共通する感想です。 講演が終わったあと3名の生徒さんから感想を聞かせて頂き、伝えたかった事が多く伝えられたと実感しましたし、講演のあり方、話し方を再認識し、今後どのような依頼が来てもニーズにあった講演が出来るように考える良い機会となりました。 講演で話した「障害当事者」の生の声が生徒さん達一人でも多くの方の将来への糧となっている事を切に願っております。 ご依頼頂いた京都保健衛生専門学校の先生方、関係者の方々、そしてメモを取りながら一生懸命耳を傾けてくれていた生徒さん達全員に感謝の意を申し上げます。